今日は22年前に阪神・淡路大震災があった日です。
そこで、以前投稿しました
【がん患者が、震災の時に気をつけておくと良いこと】を再度投稿いたします。
日常で用意できることもあるので、ぜひ参考にしてください。
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「がん患者とその家族」の方々へ。
《避難をされる場合(超緊急時)》
★モルヒネやその他の痛み止めなどのお薬を忘れず持って行ってください。
とにかく痛み止めです。
★ホッカイロも持っていって下さい。
(冷えると痛みが増強する事があるので)
★お薬手帳
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《「大腸がん」などでストマー使用されている方へ。
避難される場合は》
★パウチのストックを持って行かれるとよいです。
★ウェットティッシュ。
ストマーに関しては、災害時でも医療機関が用意してくれますが、その時までの交換、及びサイズに不安がないように用意。
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《慌てて今、避難をお考えでない方》
★お薬手帳内容をケータイで撮っておくとよいです。
今後、避難されるる場合などに手帳を忘れても役に立ちますし、
邪魔になりません。
《地震から1日経ってやれること》
★出来るだけ今日から、体調の変化を記録に残して下さい。
避難先での体調の変化は,当然予想されます。
病院へ受診できた際の重要な情報として,毎日の体調変化を「ノートやケータイ」に記録してください。
★紙に病歴を書いて下さい。
避難先の診察で,毎回同じ病歴を伝えるのは大変です。
A4用紙1枚程度に書き留めて,診察時に渡しましょう。(例: ○○癌、糖尿、高血圧、アレルギー、不整脈 など)
注: 名前をお忘れなく
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東日本大震災を経験されたドクターや、ホスピスの看護師さんに「地震にあわれたがん患者とそのご家族」が、不安に思うであろうことを、アドバイスしていただき、公開しています。
みなさまのご協力、ありがとうございます。
また、この他にも災害時に患者と家族さんが
行うとよいことを教えていただけると幸いです。
そして、震災にあわれ 今でも心の癒えることのない方々がいらっしゃること、心よりお見舞い申し上げます。
「がん家族セラピスト」酒井たえこ
(写真は、震災の時瓦が落ちた我が家です。
先日の突風で、ハフが落ちてしまいました)