家電と看病という独り言

  • 2018.06.03 Sunday
  • 19:11

みなさんは白家電はお好きですか?







唐突な質問でしたが、私は家電が大好きで家事は結構な割合で頼っています。



我が家に一番最初にきた家電はマッサージチェアーでした。



(必需品家電はのぞく)富士医療機の足裏から肩までエアーや揉み玉を駆使して、約15分ほど全身を揉み解してくれる優れものです。





このマッサージチェアーを購入した頃は、父親もがんが かなり末期になっているのに加え、母の持病も悪化していたので食事を作ることももままならず、私が大阪から奈良の実家まで食事を作りに行ったり、両親を病院へ連れて行ったりしていたので、身体中がバキバキと音を鳴らして固まるんじゃないかと思っていたある日、口にヌルッとしたものが触れたので手でぬぐうと、赤い血がついたんです。





鼻血でした。





がんを患った父の看病と、持病を持つ母のお世話。





当時30歳代だった私でも、体力的・精神的に追い詰められていたんだと思いますが、その当時は自分の状態には気づきませんでした。







手についた鼻血を見て私は何をしたと思いますか?









通帳を持って銀行へ行き、けっこうな金額のお金を下ろして、



何かに追いかけられているかのごとく、ペダルをこもうスピードでこいで家電量販店へ行きました。



店内奥に陣取っていたマッサージコーナーに到着すると、展示している全身用のマッサージチェアーに座り



一台一台お試しをしました。





10分くらい経って、汗だくになりながらお試しをしている私の姿を、数メートル離れた場所からいぶかしげに見ていた店員さんを「すみませーん、コレ買います!!」と呼びつけ、現金で購入!







普段ならこんなに高い買い物は即決しないのですが、鼻血をだしたことに自分が疲れはてていることにショックだったのです。



そう、ショックだったし、とてつもなく切なくなったんです。







まさか、我が家(実家)がこんな風になるなんて思ってもみなかったし、父ががんになったからといって自分が両親の看病を何年もするとは思っていなかったから。











さて、我が家に突如現れた大きいマッサージチェアーに、私の旦那さんは目を丸くして驚いていましたが



、急に購入したことや部屋を占領してしまう大きさにも何も言いませんでした。





旦那さんの目にも私の姿はギリギリに映っていたようです。





そうそう、マッサージチェアーは購入して、ニジュウマル◎でした!



お風呂に入ったあとや、両親を病院へ連れていく前などに、マッサージチェアーにのり



痛くなった腰を揉み玉でしっかり揉みほぐしてもらったり、カチンコチンの肩もゆっくり揉んでくれるので



マッサージが終わると、おもわずフーっと深呼吸をしてしまうほどでした。





背中に羽が生えたようとは、まさにこのことです!





大袈裟なようかもしれませんが、マッサージチェアーにのることで、自分の疲れと向き合えるようになったのです。













こんな風に家電に魅了してしまった私は、この先



家電を愛好するようになります。





他の家電と看病のお話はまたの機会にしましょうか。













とにかく、私がお伝えしたいのは



看病をしている方、毎日の家事は何かに頼ることでかなり時間と心のゆとりができるのです。



その心のゆとりを患者と向き合う時間にするのはどうでしょう?



















酒井たえこ






















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