看病の悲しみを持つ女性に出会いました

  • 2017.09.25 Monday
  • 11:50
病院ボランティアの日のことです。


まだまだ暑くてご家族は病院に来る時間を夕方にしている方が多いようでした。

以前のボランティアのときお会いした女性のことを思い出しました。



以前、看病をされている中年女性にハンドマッサージを行ったときのことです。


女性は、ニコニコしながら「嬉しいです、ずっとマッサージなんてしてもらってないから」と喜んでくださいました。



そして話しは途切れることなく、色んなことを話してくださりました。
女性は九州に住んでいること、 実は両親共に別の病院で入院をしていること、 来週には九州に帰らないといけないこと。



話しを伺っていると女性は、ポタポタ涙をおとされるのです。
そして「どうしてなんでしょうね、どうしてこんなに辛いことになるんでしょうね」と言われました。



私はただ黙って聞きながらマッサージを続けていると、女性は涙を拭って「酒井さん、ありがとうごさいます。

まさか病院でマッサージが受けれるなんて思っていなかったから、本当に嬉しいかったの」 そう言い、病室からさっき買ってきたばかりの野菜ジュースをくれました。



この女性は、両親を看病していたのですが、そのような方が増えてきていると思います。


こんな時に1人で看病をするのは辛すぎますし、自分の生活もあるという厳しい現実が、女性の涙になったのだと思います。


私たちは手をふれることしかできませんが、人の温かさは心を取り戻すのには充分なものです。



どうか、これからも私たちに手をふれさせてください。


がん家族セラピスト 酒井たえこ 「がん患者さんの看病をしている人のサポート協会」HP https://gankanbyou.jimdo.com/

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