ラジオ武田和歌子のぴたっと でのお話し

  • 2017.09.06 Wednesday
  • 16:21

 

ABCラジオAM1008/FM93.3

『武田和歌子のぴたっと』 8月25日出演 

 

パーソナリティ 武田和歌子

パートナー   アズマッチ(金曜担当)

 

 

 

 武田さん:今回は「がん家族セラピスト」の酒井たえこさんにスタジオにお越しいただきました。

酒井さんはどういった活動をされているんですか?

酒井:病院へなどへ行ってがん患者さんやご家族にマッサージやお話を聞くということをさせていただいていたり、講演活動でご家族へ向けてのお話をさせていただいています。

 

 

武田さん:まさにその闘病中の方を支えているご家族へのいろいろなサポートをされているんですよね。

その活動のきっかけというのも前回ご出演いただいた2015年にもうかがいましたがそのあたりもあらためて伺えますか。

 

酒井:はい。私の父ががんになってそして、その看病をずっとキーパソンとしてさせていただいていたんですけど、その時辛かったり不安だったりいろんな思いをしました。そしてその後にこの思いは私だけじゃなかったんだ。

同室の父と同じような患者さんのご家族も同じような辛い・悲しい・不安だということをや、いろんなことを話していたなと気づいて私はこの人たちに何かしてあげられないかなということと、「背中をさするひと」になりたかったのでこの活動をはじめました。

 

▲アズマッチさん  酒井       武田和歌子さん

 

武田さん:は〜そうですか。実際に酒井さんご自身もお父様の闘病を支えているときに、こう、いろいろなことを自分でやらなきゃとか背負い込むということがやはりあったんですか?

 

酒井:毎日がそれでした。父が吐血もたくさんしてたので、血を吐かれることも初めてみることだし、もうその時点で死んでしまうんじゃないかとか、もう毎日ドキドキしたんですね。何をしてもドキドキしていくそんな看病ばっかりが続いたというのがあって、もちろん今は医学が非常に進んでいるのでそんなことないっていう人も沢山いるのでまた全然違う看病になるかとは思いますが当時はそんな感じでした。

 

アズマッチ:ん〜僕なんかは(看病の)経験はないですけれども例えば、がんを患っている患者さんや看病をしている方としてね、なんか励ましてあげなきゃ!気丈でいなきゃ!って思うわけじゃないですか。
でもその方本人も誰かに慰めてほしいっていう気持ちは大いにあるわけですよね。

 

酒井:仰る通りですですね。ほんとに、みなさんが思っているのは一番辛いのはがん患者さん本人だろうと。でもそうではないんですよね。(アズマッチさんが)仰った通り、同じようにご家族も周りのひとも同じように辛かったり。でも辛さは違うんです。タイプが違うかったり、そのタイプの違う辛さは計りが取れないということですよね。

 

 

 

武田さん:はい。この度本を出版されまして、タイトルが「がん患者の家族を救う55のQA」癒しのプロが体験から語る辛さの乗り越え方。価格が1620円 ISN株式会社コミュニティパブリッシング事業部から出版されています。

看病の苦しみから逃れるための1冊。と帯にも書かれていますけれども、ご自身の経験からもそうでしょうが、どんな思いで綴られたんでしょうか?

 

 

酒井:ほんとに地獄のようでした。(笑い)いろんなことを思い出すということが一つと、自分の体験とそれから相談に来られた方々とのいろんなことがあったので、そういったことを再度思い出すっていう作業が非常に辛かったり、もちろん喜びもたくさんあったり、そしてこれから伝えたいなこんなことも本当はあったんだよ、良いこともあったんだよっていう本当の現実も頭の中でグルグル思いながら夜中ですね朝4時くらいまでかかって毎日書いていたんです。

 

▲ABC朝日放送局

 

武田さん:まずねですね、がんという病ですよねこの告知をされてからのご家族の受け取り方、これもとても大変なことだと思うんですけれど。

 

酒井:そうですね。それもとても多い質問なのですが「どうすればいいんだろうか?」「心持はどうスタンスを置けばいいのか?」って聞かれるんですが、お答えはございません。というのが答えなんです。

というのは、まだ私たちの、特に昭和世代の人はがんが怖いと言う風に(イメージが)すりこまれています。それが常識だと思っています死ぬかもしれない。だとすると、その告知を受けた時、オロオロするのは当然なことでこれを「しっかりしなさい」とか「落ち着いて」とかというのは無理な話です。

 

なので一度オロオロしましょう、そしてオロオロした後が大切だということを知って頂きたいです。なので告知をされました、そしてみんなでパニクリました、でもその後みんなで家族で話しあったり、自分たちはどういったことが不安で悲しいといったことを一度話し合います。話をしながら次に「未来と希望」の話をします。私たちはどういった生活と未来のためにどんな治療をしていきたいの?っていうことを考えていきます。

 

武田さん:具体的に話がここにたどるためには、いくらでも迷ったり苦しんで普通だよっていうことなんですね。何とかしなきゃなにか自分にできることをしなきゃ、でもなにもしてあげられることがないっていう時にもぶつかるのかなって思うんですけれど。

 

酒井:コツは、一緒に悲しんだり悩むということです。お互いが一人一人で悲しんだり涙を流すことはいけないことなんです。これは絶対やっちゃいけない。

 

アズマッチさん:なんかその、本人を目の前にして看病をする側がね涙を見せちゃいけないとか思っちゃいそうじゃないですか。そこは我慢せずにということですか?

 

そうです。もし2人ならば顔を向き合って涙を流せたら1回で済むじゃないですか。がんというのは、特徴的なのは非常にスピーディに物事を進めていかなきゃいけない特別な病気です。なので、悩みもなるべくスピーディに解決を導いていかなきゃいけない。なので同時にが一番いいです。

 

武田さん:アズマッチさん:同時に「う〜ん」と頷く。

 

 

話しは続きます。

 

JUGEMテーマ:がん全般

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