コメントに人柄がみえる

  • 2018.06.23 Saturday
  • 16:58
【コメントに人柄がみえる】


ツイッターを見ていたら、深いなぁ!とポンと手を打ちたくなるコメントがありました。



心臓の病気を患っている子供のお母さんが、その子の胃管でミルクをあげているのを見た身内の方がこんなことを言ったそうです。


「よく太って元気じゃない、口から食べさせなさいよ、神経質にならず」と。




お母さんは病気を理解せず無神経な言葉に憤慨されていた投稿に一人のコメントが、なんとも素敵だったのです。




そのコメントは、
その身内の方の、無神経な言葉に傷ついた気持ちと、ツイッター主のお子さんが太って元気に見えたことに喜び、
そして以下のような身内への制裁をコメントしたのです。(下に一部コピーがあります)



この方の機転の効いたコメントは、我々がいつも行っている傾聴やお話を聞くことにつながると思います。



私もそうですが、人は何か起こると
励ましたくなります。

もしくは、そんなこともあると直接的に答えようとします。



でも、このコメントをされた方は、
ツイート主の気持ちに添いながらも、

お子さんの成長を喜ぶというツイート主が一番気にかけているところを気づいて、さらに心ない言葉を投げた身内には、真面目・直接的ではない制裁の言葉を出したことにより、読んだものがプッと笑いながらも、怒りを投げかけていることを表しています。




この方は、ほんとうによく人の辛さを理解されているのではと感じました。





先日も「正義という名の暴力になる言葉」ということを考えていたので、このツイートを見ていろいろ考えました。


「嘆き」「困った」「怒り」の感情には、励ましより、先ず「気持ちを汲む」とこが大事なような気がします。


今日はこのコメント主さんの言葉から学ばさせていただきました。
(o^^o)




〜〜コメント主さんの制裁????〜〜

だが!その発言は許せないので「鍋とやかんが毎回吹きこぼれる呪い」だけでもかけときます??????????(¯Д¯?)








がん家族セラピスト
酒井たえこ

保健室の前の出来事

  • 2018.06.11 Monday
  • 23:02

JUGEMテーマ:がん全般



今日はお昼から「がん家族の保健室」があるため、資料やらハンドマッサージに使うオイルなどをカバンに詰めこみ、



会場のあるJR八尾駅まで自転車で行こうとマンションエレベーターにのりました。





どんよりした雲が空をおおっているけど、雨はなんとかもちそう。













エレベーターが1Fに着くと山口さんというおばあさんを見かけたので声をかけた。



(山口さんは仮名)





「山口さん、最近どう? 今日も息が苦しそうね」





「酒井しゃん、おひさしぶりです。自治会のお礼もまだ言われんですみましぇん」













こう私のことを「酒井しゃん」と呼ぶおばあさんは、同じマンションに住む



九州出身の山口さんといい、昨年の自治会で一緒に役員を務めた仲なのです。





山口さんは独居で癌を患いながらも、役員の仕事を自分でできるせいいっぱいのことは



やろうとしてくれるので、他の役員さんも山口さんが好きだったんです。



こんな山口さんをみんなはとても助け、会計さんなどは山口さんが無理をしないように



みんなに山口さんの体調を報告して、仕事の分担をできるようにしていたほどです。









そんな山口さんを最近見かけないなと思っていたら、今日出くわしたので話しかけてみると



今日3回目の抗がん剤治療のために入院しないといけなくなったので、



いまから電車で向かうところだと言う。









いつも病院へ行くのにタクシーだと高くつくから電車で行くらしい。



そして、せっかくご飯が食べられるようになったと思ったらまた抗がん剤治療が始まるので気力が無くなった泣きたい。











この2つのことを、酸素吸入を鼻から通してゼイゼイ息をしながらションボリ話すので、わたしは



泣けばいいよ、夜中にこっそり泣けばいいよ



会計さんもね ずっと山口さんのことを心配してたんだよ。



退院して体調が整ったら、役員のお礼を言いにきてよね まってるからさ。



一緒にお茶飲もうよ。



そんなことを言いました。











すると山口さんは言いました。



「はい、帰ってきます。お礼を言いにいきましゅ。」



私の腕をススっとさすってから、その手で酸素カートをしっかり握りなおして



駅へと歩いて行かれました。








追記
どこにでもあるようなこの日常会話を、皆さんはどう感じるのでしょうか?

へぇ と思う方も
明日は我が身と思う方も
将来はわからないのです。


ただ、自分が病気になり一人で立ち向かわなければいけなくなったら、あなたはどうしますか?



















がん家族セラピスト



酒井たえこ













































家電と看病という独り言

  • 2018.06.03 Sunday
  • 19:11

みなさんは白家電はお好きですか?







唐突な質問でしたが、私は家電が大好きで家事は結構な割合で頼っています。



我が家に一番最初にきた家電はマッサージチェアーでした。



(必需品家電はのぞく)富士医療機の足裏から肩までエアーや揉み玉を駆使して、約15分ほど全身を揉み解してくれる優れものです。





このマッサージチェアーを購入した頃は、父親もがんが かなり末期になっているのに加え、母の持病も悪化していたので食事を作ることももままならず、私が大阪から奈良の実家まで食事を作りに行ったり、両親を病院へ連れて行ったりしていたので、身体中がバキバキと音を鳴らして固まるんじゃないかと思っていたある日、口にヌルッとしたものが触れたので手でぬぐうと、赤い血がついたんです。





鼻血でした。





がんを患った父の看病と、持病を持つ母のお世話。





当時30歳代だった私でも、体力的・精神的に追い詰められていたんだと思いますが、その当時は自分の状態には気づきませんでした。







手についた鼻血を見て私は何をしたと思いますか?









通帳を持って銀行へ行き、けっこうな金額のお金を下ろして、



何かに追いかけられているかのごとく、ペダルをこもうスピードでこいで家電量販店へ行きました。



店内奥に陣取っていたマッサージコーナーに到着すると、展示している全身用のマッサージチェアーに座り



一台一台お試しをしました。





10分くらい経って、汗だくになりながらお試しをしている私の姿を、数メートル離れた場所からいぶかしげに見ていた店員さんを「すみませーん、コレ買います!!」と呼びつけ、現金で購入!







普段ならこんなに高い買い物は即決しないのですが、鼻血をだしたことに自分が疲れはてていることにショックだったのです。



そう、ショックだったし、とてつもなく切なくなったんです。







まさか、我が家(実家)がこんな風になるなんて思ってもみなかったし、父ががんになったからといって自分が両親の看病を何年もするとは思っていなかったから。











さて、我が家に突如現れた大きいマッサージチェアーに、私の旦那さんは目を丸くして驚いていましたが



、急に購入したことや部屋を占領してしまう大きさにも何も言いませんでした。





旦那さんの目にも私の姿はギリギリに映っていたようです。





そうそう、マッサージチェアーは購入して、ニジュウマル◎でした!



お風呂に入ったあとや、両親を病院へ連れていく前などに、マッサージチェアーにのり



痛くなった腰を揉み玉でしっかり揉みほぐしてもらったり、カチンコチンの肩もゆっくり揉んでくれるので



マッサージが終わると、おもわずフーっと深呼吸をしてしまうほどでした。





背中に羽が生えたようとは、まさにこのことです!





大袈裟なようかもしれませんが、マッサージチェアーにのることで、自分の疲れと向き合えるようになったのです。













こんな風に家電に魅了してしまった私は、この先



家電を愛好するようになります。





他の家電と看病のお話はまたの機会にしましょうか。













とにかく、私がお伝えしたいのは



看病をしている方、毎日の家事は何かに頼ることでかなり時間と心のゆとりができるのです。



その心のゆとりを患者と向き合う時間にするのはどうでしょう?



















酒井たえこ






















スーパンダマンという独り言

  • 2018.06.01 Friday
  • 21:04
酒井のプライベート記事です。
お目よごしですが、おヒマつぶしにどうぞ。(o^^o)




私は、漫画「宇宙兄弟」が大好きです。

みなさんはご存知でしょうか、宇宙兄弟の中に出てくる「スーパンダマン」というキャラを。


このスーパンダマンを見たとき、ああこれだと、気持ちのパズルのピースがストンと合ったような気持ちになりました。


このスーパンダマンとは、宇宙飛行士を目指して訓練中の主人公と同期のケンジの娘が、父ケンジのために描いたイラストなのですが、このイラストをケンジに見せた時こう言ったのです。


「パパー 無理して頑張ってねー!スーパンダマンは無理して頑張るのですー」




そう、無理して頑張って!とパパを励またのです。





現代では、無理しないで楽しんでなどの気遣いをされることが多く、昔のように気合いだぁ!なんてことはレスリングのパパくらいしか言わないのではないでしょうか。



でも私は「がん家族サポート」という、やりたいことがある中で、無理してヘトヘトになっている時、友人たちが言ってくれる「無理しないでね」にいつも違和感を感じていました。



無理をしてでも、いや、無理を超える無理をしないと目的には近づけない時、せっかくの友人の心配をしてくれている気持ちにイラっときてしまいます。



そんな時に出会ったのが、スーパンダマンの無理して頑張ってー!でした。




ああ、これこれ。

無理してねって言われたら、素直にというかカッカしていた熱量が冷静に、「目的の為にどのように無理をすべきか」という思考に変わります。

そして、その思考の中に、今倒れたらタイムロスがでるから、無理の量をマックスより少し減らそう。





こんな風に冷静な判断と、勇気がわきます。



友人から言わせると、スーパンダマンの言葉を喜んでいる私は、偏屈者なんでしょうが、
この言葉は、本当にスッとしました。



そしてこのスーパンダマンの言葉は、がん家族に向かって言うこともあります。


ただ肝心なことは「いつこの言葉が必要かを見極める」ことです。



もし、今患者の命の終わりが見えかけている時なら家族はスーパンダマンの言葉が欲しいだろうと思います。

でも患者に伴走が必要なときは、無理しないでと言う言葉が適しているのでしょうね。


言葉のチョイスとタイミングで、こんなにも奮起も穏やかにもなれるということだとつくづく思いました。



酒井たえこ

笑いで免疫を上げる

  • 2018.05.31 Thursday
  • 01:40
今日、大阪国際がんセンターの松浦総長が、テレビにでておられてビックリしました。


総長、お元気そうでなによりです(o^^o)



国際がんセンターの取り組みである、がんの笑い療法について説明されていました。


さて、私も笑いが免疫アップをすると思っています。


でも、巷にある無理に笑う療法などはどうなんだろう?




今回の国際がんセンターのように、病院での寄席は
単に笑いだけでなく患者の気持ちが、病院主催という安心感も良い数値を出した大きな要因だと思う。


笑い+安心感が効果を発揮するのでは。



巷にある笑い療法の笑いを考えると、無理に笑うことでも口角が上がると脳が勘違いをするという理論らしいが、その効果を%で出すとどれるらいになるだろう?



笑いは面白いから笑う他に「安心」していることも切っても切れない関係だと思われる。
安心は筋肉を弛緩させ、脳が面白さをキャッチしやすい状態をつくるから。


免疫アップを考えるのなら、兎にも角にも安定した気持ちが、笑い療法などの効果を高めると私は思います。


酒井たえこ

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